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*tamaco*のこだわり
この生地を選びました!


生地屋 fabric birdさんより


京都は、イタリアのコモ、フランスのリヨンと並ぶ、日本を代表するプリント染色の都です。

着物の文化をルーツに持ち、京都には今も多くの職人さんたちが暮らし、働いています。

そんな伝統ある都で、シルクタッチコットン 水玉模様が生まれました。

シルクタッチのコットンサテン水玉模様ができるまで


シルクのような、でも扱いやすい生地で、自然の艶感・・・。

服地に最適なコットン100%の生地を探すことにしました。

ローン・ブロード・サテン・・・いろいろなサンプルを取り寄せ、60サテン、80サテンのどちらにしようか迷い、
さらりとした質感、光沢の良さがまさる 80サテンを使用することに決定しました。

型やさんで完成した図案を基に捺染で使用されるスクリーン型(染型)を制作します。

今回の水玉は抜染という手法で染められています。
抜染には防抜糊を使用します。防抜糊は染料に粘り気のある抜染剤を混ぜて作られます。
1.捺染台に樹脂をひいて布を接着させます。全長28mの捺染台は背中合わせに配置されています。正面の台の生地を捺染した後、背面の台の生地を捺染していきます。その際、24インチの染型を一型ずつとばして、捺染します。

?続けて捺染しないのはなぜ?
隣あわせたところを糊が乾かないうちに型で踏んでしまうと、糊が型についてしまうため。
今回は生地の裏まで浸透をしやすくするため、下から描き上げた後、上からも描いています。

2.とばした箇所のみもう一度、捺染していきます。

3.配管に蒸気を通して、捺染台の下から熱を加え、上から風も加えて、乾かします。

4.乾かした後、台から下ろし、次の工程へ進みます。
プリントされた生地に105度の熱で8分間蒸気で蒸し、染料を発色させ、定着させます。
生地についた余分な染料を水洗で落とし、乾燥させます。

描いた水玉模様に地色を染めていきます。



1.機械の中を通すため、20mのみちびき布と染める生地をつなぎます。

2.色糊を最初のトレイに入れて2本のドラムから出てきた布に浸透させます。

色が浸透した布はたくさんのドラムの間を通り、乾燥されていきます。
乾燥スピードの速さが重要で、遅いと色泣きをしたり、染不良の原因になります。

通常5個のドラムの機械が主流ですが、こちらの工場さんは、なんと15個あります。
プリントされた生地に105度の熱で8分間蒸気で蒸し、染料を発色させ、定着させます。

生地についた余分な染料を水洗で落とし、乾燥させます。
色止め加工を最終行い、テンターと呼ばれる幅だしの機械で幅をセットします。

テンター機は左右にハリがついていて、生地の耳をひっぱり、箱型の機械の中で蒸気を加え、幅を定着させます。
その後、巻き取ります。

仕上げ後、加工を終えた生地を検査し、問題ないかチェックし、完成です。

こんなにも丁寧に作られた生地
を使って出来上がった服がこちら♪


オトナ可愛いパジャマ風風セットアップ。

肌触りのいい生地で着心地バツグン!

是非お手に取って確かめてください。